飲食店・飲食業界は、材料費・光熱費・人件費の高騰の中、生き抜く方法をどのように発見すれば良いのでしょうか?
飲食店の生き残り方を日々考えつつ、飲食業に携わり生活をしている、自分自身の仕事の仕方を改めて考え直しているところです。
誰でもそう簡単に見るけられるものではありません。
業界・業種、その方が置かれている環境によっては本当に厳しい。
まずは、これからどうするか?
絶望せず、とにかく先に進む。
今後の生き方、失敗例に学ぶところから始めてみてはどうでしょうか?
稼ぎ方を1つに依存しない。
わかり易いところでは、観光業界。
インバウンドビジネス、外国人観光客に依存しすぎたホテル・旅館・観光地のお店は閉店・倒産。
「外国人観光客」と「観光」というビジネス1つに依存してしまった結果です。
飲食業界で生きる、和食研究家・神田麻帆を例えに上げます。
私の仕事は、調理指導を主とし、対象者は3パターン
指導方法も3パターン
例の感染症が猛威をふるっていたとき、
3パターン位持っていますと、どれか駄目でも、何か残ってくれます。
中食業界。スーパー・百貨店などでの惣菜販売。テイクアウトに関わる方々の現状は?
例の感染症で売り上げを伸ばせたところもあり、そうでないところもあります。
販売形態や販売商品で大きな差が出たのではないでしょうか?
自粛で外に人は出ていません。駅ビル・百貨店は休業。
お店が開いていなければ売りたくても売れません。
どこで何を売るか?これが大事です。
以前の記事「生き残る飲食店とは?」に書きましたように、
・地域や対象者にあったオリジナル性のある商品。
・変化をすぐに感じ取る敏感な対応。
(毎日同じものを購入してくれませんから、選択肢の数、メニューチェンジの頻度を上げて対応しなければ、継続購入は難しいでしょう。)
様々な販売形態を持っている会社は何とか生き残れています。
オリジナル性について上記紹介の記事に書きましたが「スタイリッシュでお洒落で個性的なものを出してね。」という意味ではありません。
普通でも良いのです!カジュアルで良いのです!
ただの「鶏の照り焼き」「から揚げ」「焼きそば」でも他店よりも美味しければ良いのです!!
少し一捻りの工夫がなされていれば、テイクアウト競争の中、生き残ることは出来ます。
このような大変な世の中になってしまいました。「安心と安全」でお客様を笑顔にしてあげて下さい。
他を知る。他の飲食店はどのようにこの場を凌いでいるかご存知ですか?
料理・お酒のテイクアウト(場合によって宅配も)。一部の地域や店舗ですが、売り上げが落ちているタクシー会社と契約しているところもありますね。
シェフの調理動画つき。オンラインでアドバイスも可能。レシピもつけちゃう。なんてところもありました。
レストランで食べる味により近く。本格的な味をご家庭で再現というコンセプトです。
飲食店として生き残るために、考えつくこと、出来ること、何でもチャレンジしてます。
「新しい生活様式」の発見
出来ることはそれぞれ違いますが、飲食店は元に戻るのを待っていてはダメ。戻そうとしてもダメ。
数か月の期間でお客様が「新しい生活様式」「新しい日常」を発見してしまった以上、元通りには戻れません。
仮に戻れたとしても、かなりの時間がかかります。
何か今までにはなかったものをプラスして進化を遂げなければ。
そして、それは継続性・持続性がある何かであるということ。
「新しい生活様式」をこれからも模索していきたいと思います。
日本人は凄い!まだまだ頑張れます!
緊急事態宣言が発令され、罰則もないのに、外出しない。
あんなに街から人が消えるとは思いませんでした。
多くの人がステイホーム。
他を重んじる日本人の精神。自ら知識を得てそれを活かす勤勉さ。世界1とも言える衛生観念。
マスクも手作りしちゃう器用さ。しかも可愛いくてお洒落(驚)
本当に凄い!誇りに思います。
まだまだ日本人は頑張れる!頑張りましょう!!
パンデミックは終息するのか?結末は?
過去のパンデミック。何事もなかったように消えていくこともあるそうですよ。
ワクチンが発見されたからとか、ウィルスが日本から(世界から)消えるというわけではなく、多くの人がそれら疲れをして、経済活動を優先させ、感染している地域の情報を報じず、人の記憶から消え去り、収束したことになってしまう。
理由はどうであれ、多くの方が人間らしく、まともな生活を送れるように願うばかりです。
本記事のアイキャッチ画像は立川にあるビストロ。「ルセット」さんのテイクアウト。
2024年5月30日:追記編集