ワンオペでも無理なく仕上がる調理指導!作り置きとインスタ映えの工夫
近年、小さな飲食店だけでなく、旅館や食品会社からも「人手不足で調理を効率化したい」「原価は押さえたいがインスタで映えるような料理を提供したい」というご相談をいただく機会が増えています。
とくに「ワンオペ(1人で厨房だけでなくサービスやその他の店舗運営に必要なこと1人で回すスタイル)」や「作り置きで対応できる仕組みづくり」、そして集客のための「インスタ映えする料理や配信」が求められています。
本記事では、実際のご依頼や現場で活用している工夫を交えながら、ワンオペでも実現できる効率的な調理方法と、見栄えを損なわない盛り付けのポイントをご紹介します。
1. ワンオペ調理で重視すべき3つの視点
- 仕込みの仕方、それらの管理、スケジューリング(冷凍、真空、湯煎、半製品の活用)
- 作業の動線を短くする(必要なものをあるべき場所に。なるべく自分の動きを少なくする工夫)
- メニューの標準化(同じ仕込みで複数展開できるレシピ)

ワンオペでバーを開業する方向けに提案した「鯖のインサオール」
:鯖のインサオール(日本で言う南蛮漬け)ワンオペ開業したいソムリエさんへ指導した料理です。タッパーで保存。盛るだけ提供。冷蔵庫のスペースがあれば盛りつけておけますが、ワンオペ厨房は冷蔵スペースも狭いことがほとんど。タッパーやかさばらないジプロック、お金がかからない業務用厚手のビニール袋などに保存する方が便利。最もコストがかかる鯖は大きなカットでは使えないため、野菜中心の仕立て。器は印象的なものを使用し提供時にインパクトを与える。
2. 作り置きでも美味しさを保つ工夫
- 時間が経っても彩りや鮮度を保てる食材の扱い方(選択する食材、急冷、オイルコーティング)
- 調味液への漬け込み方の工夫(味が濃くなりすぎない配合)
- 冷蔵・冷凍のどちらに回すかの判断基準
例えば、先ほどご紹介した「鯖のインサオール」。酸度が強いですから緑色の食材を漬け込めばどす黒く変色して見栄えが悪くなります。でも、緑色の食材は映えには絶対必要!!そこでのせるだけでよいローズマリーのハーブを添えてます。
3. インスタ映えは「盛り付けのちょっとした工夫」で決まる
- 色のコントラストや光が大事(緑・赤・黄の色の三原色をバランスよく配置)
- 高さや立体感を出す(同じ器でも印象が変わる)
- トッピングの効果(スパイスやハーブを最後に添える)
上記はほんの基本の一例です。本記事のアイキャッチ画像(一番上の大きな画像)、如何でしょうか?ただの丼ぶり、炒め物でもちょっとした工夫でこのようになります。ワンオペは手のこんだ盛り付けはできませんから。その他の創意工夫が必要になってきます。情報の配信も重要で簡単ではありません。映え競争、これも如何なものかと個人的には感じていますが、ご依頼があれば真摯に話し合いながらできることを行っています。
4. 実際の現場での事例
- グランドホテルの朝食バイキング:人手不足(朝は特に人が少ない)でも提供できる料理
- 食品会社の惣菜開発:量産可能な「インスタ映えサラダ」
- 小規模飲食店:ワンオペで効率よく提供できる「仕込み一つで3品展開できるレシピ」
プロの方々、開業を目指す方々への調理指導・レシピ提供を生業として30年近くが経とうとしています。一番重要な事は個々のレベルに寄り添いその方が求めているなりたい自分や目的・目標をきちんと汲み取ってあげること。
まとめ
ワンオペでも効率的に調理を進めるためには、仕込み・保存・盛り付けの3つを工夫することが大切です。
「作り置きが効率化のカギ」になり、さらに「インスタ映えの工夫」を取り入れることで、お客様満足度や集客力が大きく変わります。
当研究所では、実際の現場に合わせたレシピ開発・調理指導を行っています。
人手不足や効率化に課題を感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
▶ ご相談・お問い合わせはこちら

