百貨店の“売れる”惣菜とは?14テナントの商品開発を通して見えたこと

ショーケースに並んだ彩り豊かな夏野菜のサラダ

百貨店の“売れる”惣菜とは?14テナントの商品開発を通して見えたこと

ここ数ヶ月、○○様より依頼を受け、14ものテナント様の商品開発をサポートしています。
売上改善や商品力強化を目指す中で見えてきた「売れる惣菜」のヒントを、少しご紹介します。

■ 14テナント × 商品開発:いま求められていること

今回のご依頼は、百貨店内の惣菜テナント様に向けた高価格帯の商品開発
「売上が伸び悩んでいる」「他社と似た商品ばかりで埋もれてしまう」
そんな課題を持つ各社様に対し、それぞれの強みを活かした“売れる新商品”の提案を行っています。

各店舗様の現状や方向性をヒアリングし、マーケット分析・ベンチマーク商品の比較、トレンドリサーチまでを担当することもあります。
一般的なレシピ提供だけでなく、「この立地・この価格帯・この導線なら、これが売れる」という“売場視点の提案”も大事です。

■ 私の役割は「開発スタッフの代わり」ではなく「多角的ブレーン」

毎月のサンプル購入や試作にかかるコストはもちろんありますが、
それ以上に重視いただいているのが、“考える力”と“提案の幅”。

  • 和洋中エスニック、あらゆるジャンルに対応
  • 素材の活かし方、加熱や冷却、保存性まで考慮した現実的な開発
  • 惣菜パックの見せ方、ネーミング、販促まで含めた「お客様視点」
  • 自社での再現が可能なレシピやマニュアルの構築

これらを一貫して提案・サポートできる料理研究家は、まだ多くありません。

■ 長く続くパートナーとして

実際に何社ものクライアント様より「今後も継続してお願いしたい」という嬉しいお声をいただいております。
どんなに優れたレシピでも、“作れる体制”が整わなければ意味がありません。
だからこそ、「現場に合ったレシピ」+「技術指導」+「売場提案」の三位一体でお手伝いしています。

■ まとめ

惣菜開発の現場で求められるのは、「おいしい」だけではありません。
価格に見合った満足感、他社と差がつく個性、そして現場での再現性
もし「売場で今よりもう一段上の商品を出したい」とお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。
企画段階からでもご一緒できます。


📩 お問い合わせフォームはこちらから

💼 商品開発・指導サービスの詳細を見る

今回のアイキャッチ画像は有名他社様の夏野菜の彩りサラダ。ショーケースの中を撮影させえて頂きました。

関連記事

  1. 飲食業界の未来、ミニ会席、桂

    飲食業界の未来:革新的な中食の商品開発とレシピ開発のポイント…

  2. ハワイ、ハンバーガー

    フードテック・商品開発・チャットGPT・AI・人間にしかでき…

  3. ホストファミリー・バレリーナ・ホームステイ

    生まれ育った環境と到達できる場所

  4. 薩摩芋、花型

    出張調理指導・レシピ開発・商品開発・レシピ販売購入。

  5. 商品開発、レシピ開発、ロースの具沢山サラダ

    商品開発・レシピ開発・メニュー開発・調理指導のプロとして(よ…

  6. 若ごぼうを使った料理。百貨店の商品開発やレシピ開発の依頼を受けて、クリエイティブな料理を提案しています。

    若ごぼうの魅力を活かした商品開発(レシピ開発)